今月7日の診察時、網膜(黄斑部)のOCT画像を見ると、もともと黄斑変性症で以前からやや腫れていた黄斑(本来くぼんでいる)の腫れが少し大きくなったので血流検査をすることになったのです。
まぶしさとの戦いのような検査(痛みはないけど)の結果、血管が詰まって出血を起こしている部分や、端の方の網膜に穴が開いていることが分かり、すぐさまレーザー照射で穴をふさぐ治療をすることになりました。
生まれて初めてのレーザー治療。しかも急に決まったので心の準備(?)もないまま治療室(レーザー室?)に向かいます。といっても特別な部屋ではなくて、血流検査をした部屋の奥で、手術台があるわけでもない。普通の検査機械が置かれているのと同じように、レーザー治療の機械が置いてあるだけ。
で、レーザーというからにはレーザー・ビーム? レーザー光線?なんだろうか。ちょっと変な感じがするかも知れませんと言われた通り、痛みとは違う綿棒で押されたようなピッとした圧を感じました。それが何カ所も穴の周りに銃を撃つような感じで照射され、10分程度で終了しました。
先生の話ではこのまま放置していたら網膜剥離を起こして失明にもなりかねなかったとのことで、見つかってよかった思いました。また1週間後に経過観察をする予定です。
【参考】
黄斑変性症については「目と健康 シリーズ」(特集:加齢黄斑変性)」【シリーズ監修:堀 貞夫 先生 (東京女子医科大学眼科教授) 企画・制作:(株)創新社】が参考になりました。
http://www.skk-health.net/me/07/index.html
また網膜剥離については同シリーズ (特集:網膜裂孔・網膜剥離)が参考になりました。
http://www.skk-health.net/me/12/index.html