普通は予備車検を受けてそのまま本車検に行くらしいのですが、初めてで自信がないので(修理の可能性を考えて)別の日にしました。
予約は予備車検に行く前にインターネットで取り、15日の第2ラウンド(受付10:00〜11:45、検査10:30〜12:00)横浜の神奈川運輸支局へ行ってきました。
【持っていくもの】
・車検証
・自動車税納税証明書
・自賠責証明書
・点検整備記録簿 (この10年ほとんど記入なし)
・印鑑
・ボールペン
・軍手(ボンネットを開けたりなどのため一応)
・現金 6万円程度
【準備しておくこと】
・車のホールキャップを外す
・走行距離を頭に入れておく
色々な体験記を読んで以上のような準備をしていざ出発。
出発してしばらくしてからあることを思い出した。ウチのマーチ、いつもボンネットを開けるとき、レバーを探すのに苦労するんだっけ。最近ずっと開けていないから本番でまごついたらまずいかも、ってことで、コンビニの駐車場に止めて練習をしてみた。
ところが、、、レバーが見つからない・・・(;>_<;)
いつもは何とか見つかっているのに、焦っているせいか見つからない。だんだん頭はパニック状態に。
何だよ、行く前からこんなんじゃあ先が思いやられるなあ。でもどうしようもないので一旦うちに帰り、今日たまたま家にいる息子を呼んで見てもらう。ようやくレバーの位置と押す方向を確認できた。ふーっ、やれやれ、もう大丈夫!ε- (´o`;)>
神奈川運輸支局は今日が2回目。車検証の住所変更登録に2か月前に来たばかりなので、場所は迷うことなく行けました。
しかしまずどこへ行ったらいいのか、のところから始まるんだから先は長い〜〜。(・_・、)
とりあえず「申請手続順序案内」の案内板の一番上に『検査』の文字があったので、建物Aに向かい継続検査の受付へ行く。するとまず申請の用紙を建物Bで買ってから隣の代書屋さんで自賠責に入り、それからここに来るよう言われる。
振り出しに戻った。さっき前を通ったばかりの入口近くの建物Bへ。そこでまず申請用紙を購入、代金20円。隣の窓口では重量税印紙2万円と審査代1,300円、検査証交付料400円の証紙を購入し用紙の指定箇所に貼りつけた。まずは21,720円の出費。
その後、隣の建物で自賠責の手続きをする。今の自賠責の保険期間が平成25年11月11日までになっているのでまだいいと思いがちだけど、次の車検期間中に切れるので新たに継続しなければならない。
自賠責の金額は24,950円。前回の22,470円から2,480円上がっていた。ここまで、というかこれで全部だけど、合計46,670円の出費だ。
ようやく書類が揃ったところで最初に行った建物Aに向かい、そこで書類に必要事項を記入する。
【書類一覧】
・継続審査申請書
・自動車検査票1
・自動車重量税納付書
これに車検証と自賠責証明書を合わせて提出。書類のチェックが済むと「では、コース検定に行ってください」と言われる。
行ってって言われてもどこにどういうふうに行けばいいの、って感じでまたまた聞きまくり。いよいよ車に乗って検査コースに入ることに。
コースは@〜Fまで。
マルチと書いているコースが新しいテスターコースで、表示も最新式となっていて初心者にはおススメという情報まで事前にキャッチできなかったのがトホホの始まりだった。
Fコースがマルチだから混んでいたんだと今思えば分かるけど、何も知らずに空いているEコースの列に並んでしまった。
並んでいる間に検査官が来た。書類を渡してボンネットを開けて中を見せたり、(さっきやっておいてよかった〜ヽ(●´3`)ノ) ヘッドライト、ワイパー、ウインドウォッシャー液などの確認があった。これで「同一性の確認」や「外観検査」などが終了したようだ。ものの2〜3分だった。いよいよ検査コースラインへ。
トホホの始まりは入っていきなりだった。ブレーキの位置が前・後を知らせるボタンを押すのに、「前輪駆動車車種選択」とあって前輪・後輪のボタンがあるので前輪駆動・後輪駆動と思い、前輪の方のボタンを押すも反応なし。一体どうなってるのと思っても、聞く人はいない!最後の判定の小屋にいるだけで、とにかく何か聞きたくても人がいない!
出だしでつまづいたが、まぁいっかで次に進む。
しかし、、アナウンスの声が他コースのと一緒になって聞きづらいというか、ほとんど聞こえない!(((p(>o<)q)))
コース最初の検査は「サイドスリップ検査」「スピードメーター検査」「ヘッドライト検査」「ブレーキ検査」のはずなのに、なんか簡単に終わったような気がするまま(そう、例の40キロ出たらパッシングしたりもなかった!)次の工程に進んでしまった。
隣のマルチコースでは電光掲示板に指示事項が逐次表示されるのに、こちらのコースは工程ごとに検査項目が表示された掲示板にランプと〇☓が点灯するだけでアナウンスもほとんど聞こえないし、聞く人もいない。とりあえずできることはすべてやり、記録器に自動車検査票を差し込んで、外で1回、コース内で3回の点検は終了した(つもりだった)。
最初の車検受付窓口(建物A)に行って検査記録を見せると、検査票の右下にある結果通知欄にハンが押してないと言われ、それはコースの最後のところに小屋みたいな部屋があるのでそこでもらってくるようにとのこと。またコースへ引き返す。┏(´_`;)┓
そこは総合判定室とかいうところで、検査官に検査票を見せると、検査結果が入っていない個所があるとの指摘で、もう一度最初からやることになった。(lll゜□゜)ガーン
かくしてまたしても振り出しに戻り、またEコースに並ぶ。さっきのお兄チャン検査官が、あれ、どうしたのという顔で見るので、飛ばしちゃった箇所があるのでもう一度やることになったことを説明。そこではボンネットの中だけもう一度みてOKになった。
再びコース入口に進んだが、今度はベテランらしいおっちゃん検査官が付いてきてくれた。さっき飛ばしたゆさゆさ揺らしや40キロスピード検査、排気ガス検査など、予備車検でやったのと同じ検査を行った。
40キロスピード検査は予備車検ではうまくいったのに、ここではちょっと苦労した。40キロちょうどくらいでボタンを押そうとすると押した時点では既に45〜50キロくらいになってしまう。40キロ直前で素早く押すのがコツのようだ。
下回り検査はさっきやったと思ったけどまたやっているみたい。ちゃんとやっていなかったのか、記録器に記録し忘れたのか。どうも半分くらいは飛ばしていたみたい。(汗)
しかし今度はガイド付きなので大安心。色々口やかましいが(進むスピードが速すぎるだとかブレーキを踏むなだとか)指示が何もないよりよっぽどいい。おかげで最後の総合判定室で最終判定合格のハンコをもらうことができた。これでやっと終わりだああ〜〜ヽ(^▽^@)ノ
コースのやり直しがなければ11時半には終わっていたのに、やり直しのおかげで午前中の検査ギリギリの時間になってしまった。最初の受付(建物A)にすべての書類を提出して待つこと5分くらい。名前を呼ばれて新しい車証とシールを受け取って初めてのユーザー車検は何とか終了した。
【かかった費用】
予備車検 | 3,000円 |
申請書用紙代 | 20円 |
重量税印紙代 | 20,000円 |
審査代 | 1,300円 |
検査証交付料 | 400円 |
自賠責保険料 | 24,950円 |
合 計 | 49,670円 |
その他、予備車検の後、オートバックスでエンジンオイル・フィルター交換・オイル洗浄で9,444円かかりました。(9/12日記)
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【その他感想など】
・点検記録票は予備車検場の検査の人が言っていたように何も言われなかったし見られなかった。ある体験記には「何か言われたら『後検査で整備工場へ持っていく予定です』と答えるように指南していたけど、そんな必要もありませんでした。
・ユーザー車検は初めやる前はすごく難しくて大変そうな気がしたけど、やってみれば何とかなるもんだなというのが率直な感想。時間はあっても金はない私のようなシニアにはぴったり。(笑)
・コースを選ぶならマルチにすべし(特に初心者は絶対)。指示が電光掲示板に逐次表示されるのでまごつく心配が少ない。コースに入る前にはよく確認しよう。神奈川運輸局の場合はBとFがマルチです。
・確かに安くできてしまうのは間違いないけれど、反面、何か故障やトラブルが起きた時にはすべて自己責任ということになる。やはり1年か2年に1度くらいはプロの目で点検・整備をしてもらうことが必要ではないだろうか。
・軍手はどこかの体験記に用意するといいと書いてありましたが、実際そんなのを使う余裕はありませんでした。(笑)
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この記事の後、2年後にまたユーザー車検を受けました。
その時の模様はこちらをどうぞ。(^^)/
『2年ぶりのユーザー車検』(2013年09月19日)
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【参考】
・国土交通省のインターネット予約システム
車検インターネット予約
・今回、参考にしたユーザー車検体験記
ユーザー車検
ユーザー車検への道
ユーザー車検.com
BG5レガシィ ユーザ車検体験
カーライフサポートネット
男のDIY道
大変参考になりました。
マニュアルになりますね。
恥かきっぱなしのトホホ体験記ですが、これならオレだってできると、ユーザー車検に挑戦しようとする方が一人でもいらっしゃれば嬉しい限りです。