2011年04月27日

スーちゃんお別れの言葉

キャンディーズのスーちゃんが今月25日亡くなった。まだ55歳という早すぎる旅立ち。読売新聞朝刊の「編集手帳」では、スーちゃんの死亡に関連したコラムを23日と今日(27日)の2回にわたって載せている。

最初のコラムでは、作家の山口瞳さんの言葉を紹介していた。曰く「私はスーちゃんを妻にし、ランちゃんを恋人にし、ミキちゃんを秘書にしたい…」。コラムニストの青木雨彦さんの『にんげん百一科事典』(講談社)に書かれていた言葉という。


そして今日の「編集手帳」。とても共感する部分が多かったので全文紹介します。

 森鴎外は臨終の昏睡(こんすい)に陥る前、最後につぶやいたと伝えられる。「ばかばかしい」。井上靖は見守る家族に最後の言葉を残している。「臨終とはこういうことだ。しっかり見ておきない」

◆話術家の徳川夢声は死の床で、夫人に呼びかけたという。「おい、いい夫婦だったなあ」。鴎外の虚無、靖の達観、夢声の情愛…それぞれに味わい深い。共通するのは自分もしくは、自分が残していく家族に最後のまなざしを向けていることだろう

◆それが普通に違いない。おのが命の消尽を見つめながら、顔も名前も知らない他人に寄り添うことができる人はそういないはずである

◆〈私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。そのときは必ず天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています〉。乳がんのために55歳で逝ったキャンディーズの「スーちゃん」、田中好子さんの告別式で、生前に録音されたという“最後の肉声”が流れた。テレビの前で聴き入った方は多かろう

◆感動した、では少し足りない。打ちのめされた、そんな心境である。


実は私も、先日この“最後の肉声”のテープを会社の昼休みにテレビで聞いて、思わず涙がこぼれそうになりました。

死の2週間前という苦しいときに、最後の力を振り絞ってこれだけ純粋で熱い思いを伝えることのできることに驚き、感動した。

天国で震災にあった人の役に立ちたいなんて、コラム筆者の言う通り感動したでは物足りない、まさに打ちのめされた心境というのがよくわかる。


そのスーちゃんの“最後の肉声”のテープ、すでに動画サイトに載っていたのでここでご紹介します。










posted by 酔ing(すいんぐ) at 12:06 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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