2010年04月18日

名文どろぼう

今日の読売新聞の書評欄「よみうり堂」に、先日読んだ「名文どろぼう」(竹内政明著 文春新書)が紹介されていた。
名文どろぼう (文春新書)
評者は日本中世史家、本郷和人氏。
曰く「何度でも読みかえしたい一冊にであえた」と。

普段は書評欄から面白そうな本を探すのだが、先に読んだ本の書評を読むのも面白い。

「著者の竹内さんは読売新聞のコラムの第6代の執筆者で、当代随一の名文家として内外に知られている」が、面白いのは、評者の本郷さんが読売新聞のエレベーターでたまたま竹内さんを見かけたとき、著者紹介に載っていた竹内さんの写真を覚えていて「竹内さんでいらっしゃいますか」と声をかけたという。

『ひどく臆病で、人見知りなぼくが、自分でも呆れるほど進んで話しかけていたのは、著者が身にまとう、他者とわかりあおう、ふれあおうとする暖かな空気のせいだったのか』


本文「歌と唄」のなかから

  夢は砕けて夢と知り
  愛は破れて愛と知り
  時は流れて時と知り
  友は別れて友と知り

作詞家、阿久悠さんとの「お別れ会」で、会場の壁に飾られていた阿久さんの言葉を書き留めて帰った、とのこと。

こんな素晴らしい名文がぎっしり詰まっているいい本。長年にわたりコツコツと書き留めてきた竹内さんの地道なご努力に、敬意と感謝!!








posted by 酔ing(すいんぐ) at 23:59 | 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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