それがとうとう、64年目にして初めて経験することになりました。
松葉杖や三角巾なんて見ることはあっても、やるものとは思ってもいませんでしたが、、、
(今、私は三角巾状態で文章を打ち込んでいます)(=^_^;=)
今月初め、転倒して地面に思いきり肩を打ってしまいました。
慌てて急に走り出そうとした時、足が動いていないのに上半身だけが前に進んでつんのめるような形で転んでしまったのです。
何故慌てたのかは恥ずかしくて言えません。(*^〜^*)ゝ
要は普段いかに運動していないか、ということなんでしょうね。
それが今月2日(土曜日)のことでした。
でもその時は痛みはそれほどではなく、車で運転して家まで帰れました。
ところが1日経った明け方くらいに、急に肩の痛みを覚え、目が覚めてしまいました。
絶対に医者には掛からないと高らかに家族に宣言したものの、痛くてたまらず、やっぱり整形外科に行こうと方針転換。(軟弱?!)
ところが生憎11月4日は振替休日で、病院はどこも休診です。
ネットで近くの病院を探してようやく何カ所か目に整形外科の先生がいる救急病院を見つけました。
普段なら車で5分の近さなのに、電車とバスで40分ぐらいかかりました。
直ぐにレントゲンを撮って診てもらいました。すると、「骨折していますね」のお言葉・・・(泣)
確かに肩の骨の一部に縦にヒビが入っているのがわかります。
先生「ずれると手術してボルトで固定しないといけなくなります」
私「ハァ・・・」 (lll゜□゜)ガーン
先生「骨がくっ付くまで最低1ケ月はかかります」
私「ハァ・・・」 (lll゜□゜)ガーン
ということで、三角巾と幅広のベルトで肩を固定されました。
あと痛み止めのロキソニンと胃薬(胃壁を守るため)、湿布を処方されて帰りました。
それからはとうとう骨折患者としての生活を余儀なくされ、翌11/5から11/11までまるまる1週間、会社を休んでしまいました。
11日にまた病院に行き、骨折部分はずれていないことが分かったところで、翌日から出勤もOKが出ました。
それからは今日まで毎日、三角巾スタイルで出勤を続けています。(今月はもう休みなしです)(/;°ロ°)/
今度の診察日は月末の土曜日(11/30)。その日のレントゲン結果次第では三角巾が取れるのではと期待しているのですが・・・
先ほど、肩の骨折をネットで調べてみました。
するとまず、写真ではこんな感じで、自分は上腕骨に縦にヒビが入っていました。
(肩の診察室より)
また肩の骨折では次のように載っていました。
高齢者で、骨粗鬆症にともなう骨折として頻度の高いものです。上腕骨のいちばん肩に近いところが折れるので、上腕というより「肩の骨折」といったほうが良いかもしれません。
転倒した際に、肩をぶつけたり、肘をぶつけたりすると、この骨折を起こすことがあります。手を付いた場合でも、起きることがあります。
<治療方法>
ズレのない骨折では、保存療法を行います。
ギプスなどはせず、三角巾とそれを抑える包帯や「バストバンド」という肋骨骨折のときに使用する固定帯を用いてしっかり固定し、2〜3週間経ったところから徐々に肩を動かすリハビリを行います。
リハビリは、初めは振り子運動といって、前かがみになって三角筋をしたまま腕を下におろし、ゆっくり肩を揺らせるような運動からはじめます。6週後からは、前方、側方、後方や、回旋方向などに、関節をどんどん動かす練習をしていきます。ズレの大きい骨折では、手術を行います。「わかる!くわしい!高齢者の整形外科疾患」
(NPO法人・高齢者運動器疾患研究所)
歳をとると色々な病気・怪我とお付き合いするようになってきますね。
今、また転んでしまうとそれこそボルトのお世話になってしまうので、通勤時の階段はこれまで使ったことのなかったエレベーターを使ったりしています。
ほんのわずかだけですが、身障者の側に立った視点から色々と見えなかった世界も見えてきたりして、新たな発見という意味ではいい経験をさせてもらっている気もします。