これは、脳神経外科医の築山節氏の著書「脳が冴える15の習慣」の最初のページに書かれた言葉です。
それだけ重要なことのようで、退職して自由な生活になった途端、好きなだけ寝て好きな時間に起きるという不規則な生活パターンを繰り返しているとボケが始まるそうです。
【築山先生の言葉】
時差ボケってあるじゃないですか。あれは脳の活動リズムと生活のリズムがずれて、脳が休みたい時間に仕事をして頭が働かなかったり、脳が活発に働きたい時間に休もうとして眠れなくなったりしている状態なんです。生活のリズムを不安定にすると、日本にいながらそれと同じことを起こしてしまう。それを治すには、生活の原点をつくる以外にありません。朝、7時なら7時と決めて、なるべく同じ時間に起きて下さい。ボケ症状のように見える人が、それだけで治っていくことも珍しくないんです。
この部分(最初からですが)を読んで、ドキッとしてしまいました。
私の場合は現在月に14日勤務なので、残りの半分は ”自由”な訳なのですが、朝ゆっくり起きるというのが結構愉しみになっていたりして・・・^^;
それで先生のおっしゃっていることに納得する部分があったりするのですが、というのは、休みが続いたりした後に出勤する日は今イチ調子が出ないというか、頭が働かない感じがしたりします。(-.-)
月曜病とも似ているような・・・
先生はこうも言っておられます。
時差ボケのような状態になっているために脳機能が安定しないというのは一時的な現象ですが、頭が働かない時間を長くすることは、必然的に脳の訓練の機会を減らします。そうすると、今度はそれが原因となって脳機能が低下し、さらに人と話すことが苦手になったり、思考が長く続けられなくなったりする。(中略)生活のリズムを失うことは「ボケの入口」と言っても過言ではないかも知れません。
この本、何年か前に買って一度読んだはずなんですが、、いつの間にか危険な入口に向かっていることに気付かされました。(また真剣に読まなくては)
![脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) [新書] / 築山 節 (著); 日本放送出版協会 (刊) 脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) [新書] / 築山 節 (著); 日本放送出版協会 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51zKAoEVmIL._SL160_.jpg)
でも、今日はもうこれで寝ます。明日、いつもの出勤時間に起きるつもりなので。(笑)