彼女の講演を聞いてすごく参考になったと弟は言っていて、その時自分も手帳に会社名と彼女の名前をメモした記録がある。けど、その後は特に調べたりとかせずにいつの間にか忘れてしまっていた。
今日、あるところからのメールで彼女のことを紹介してあったので久しぶりに思い出したわけなのだけど、彼女の講演を動画で見ることができた。
12分くらいの内容だが、とても分かりやすくかつ説得力に溢れていてちょっと感動してしまった。
長時間労働をやめて効率的に仕事をする、ということが頭で分かっていても今の会社風土の中でやろうとすると様々な障害があるのが実際のところかも知れない。
幼い子供がいるのに深夜まで妻に家事・育児を押し付けて職場に残っているパパ社員に対し、彼女の言葉は明快だ。
「あなたの人生を最終的に判断するのは会社ですか?それとも家族ですか?」
あなたが定年退職した翌年に、会社が「去年まではごくろうさま」とか「おととしまではすごかったね」とか会社は言ってくれません。そのかわり定年退職した30年間、家族から「あなたは家のこと何もやらなかったわよね」とずっと言われ続けますよ、というのだ。
高齢化、介護、育児の問題を取り上げながら、短い時間で高い付加価値という構造に転換する必要性を熱っぽく説いているこの講演、一人でも多くの人が見ればいいのではと思い、取り上げてみました。
自分はもう現役退職して、今のシニアの仕事は残業したくてもできませんけどね(笑)
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(動画の冒頭部分に英訳の音声がダブってちょっと聴き取りづらいですが、すぐ消えます)
【小室 淑恵 こむろ よしえ 1975年〜 】
株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。
日本女子大学文学部卒業。大学在学中に、猪口邦子の講演に感銘し、渡米(1年間滞在)する。1999年、資生堂に入社し、奈良支社配属を経て、本社経営企画室IT戦略担当に抜擢される。 2005年9月、資生堂退社。2006年7月、株式会社ワーク・ライフバランスを設立。生産性の高い組織になるための、ワーク・ライフバランスコンサルティングを企業・組織に提供している。
数多くの講演活動を行う傍ら、内閣府の「男女共同参画会議 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会」委員、「新しいライフスタイルの創出と地域再生に関する調査研究」研究委員会委員、「仕事と生活の調和連携推進・評価部会」委員などを歴任。
既婚者で2006年4月生まれの長男がいる。
<Wikipedia より>